デイトレーダーの余裕の顔


逆指値注文とトレール注文

FX取引では、利益を大きく掴み取ることに注目をすることはもちろんですが、損失をいかに抑えるかを考えるという事も大切な事であり、これにより、得た利益を損失で小さくしてしまうことが少なくなり、結果として大きな利益を手に入れることができるようになるのです。

そうした中で、逆指値注文とトレール注文は非常に有効な注文方法だと言えるでしょう。

逆指値注文とは、投資家の任意の為替値で取引きを行うよう、あらかじめて価格を指定して注文を行っておき、その価格になったら決済注文をする指値注文の中で、特に為替レートの変動とは逆の方向へ指定するものの呼び方となっています。

これを使うことにより、損失を自ら取り込んでその被害の拡大を防ぐ「損切り」を効果的に行うことができるのです。

例えば1ドル100円という為替相場において、ドルを買って通貨を保持したとします。
この時に、万が一為替相場が下がった時の事を考えて95円になったら、勝ったドルを売って通貨の保持を解消する決済注文を予め入れておくのです。
これにより、為替レートが急に変動してドルの価値が下がっていったとしても、95円で決済注文が入るために、大きな損を被らなくて済むことになります。

また、為替レートが順調に上がっていった場合には、この逆指値注文もそれに合わせて変えていかなくてはなりません。
相場が上がり、1ドルが120円になった時に、95円の逆指値注文をそのままにしておくと、万が一、為替レートが急落した際に、95円で決済注文をすることになる可能性もあるのです。
もちろん、当初の考えからすれば、同じ5円の損失なので問題はないのですが、利益を求めていくのが投資取引の基本になりますので、これでは失敗と言えるのです。

もし為替相場が上がって1ドルが120円になった場合には、95円の逆指値注文を取消し、新たに115円の逆指値注文を入れるのがより良い方法となります。
これにより、レートが急落したとしても元の100円からの差益で15円の利益が確定することになりますし、こうすることで余裕を持ってさらに為替相場が上がっていくのを待つことができるようになります。

このように、非常に有効な逆指値注文での攻略手法なのですが、これを行うためには、常に為替相場の変動を見続けておく必要があり、時間を割いて為替相場を負える状況にならない限りは難しいでしょう。
FXの取引きは、基本的には土日が休みで平日であれば24時間いつでも取引きが行えますので、こうした取引きは夜間になってしまうかもしれませんので、体力的にもキツイものになるかもしれません。

こうした、逆指値取引で投資を行いたいけれども難しいという場面で役に立つのが、トレール注文になります。

トレール注文は、先ほどのように変動していく為替レートを追いかけていく行為を、自動的におこなうものになります。

例えば値幅を5円と設定しておけば、1ドル100円から110円にレートが上がった時には105円に、120円に上がった時は115円にといった具合に、設定された幅を保ったまま為替レートを追従していくのです。
このトレール注文を利用することで、損失を少なく利益を大きくする可能性が増えますので、試してみるのも良いかもしれません。